日本の社会においては、アポイントなしの訪問とは不躾で礼儀にかける行動かもしれない。
しかし、情が優先する韓国においては悩みを抱えて遠路はるばるやって来た者を門前払いで追い返す、ということはない。
その方が余程非礼なのだ。
たとえ食事中であったとしても、面通しだけでもして、落ち着いてから客人の話を伺う。
それが同じ信仰を持つ仲間だとしたらなおさらである。
それは南米の牧師や神父さんにおいても同じだった。
突然現れた訪問者である南米宣教師たちを暖かく迎え入れ、もてなしてくれた。
多分3千年前から中東でアブラハムが3人の天使をそれと知らずもてなした時からの伝統なのであろう。
わたしは日本の教会も韓国のそうした心情文化に準じている、と思ったのである。
私自身、韓国に住んでいた数年間、そうした場面から、また先輩の韓日家庭の先輩婦人たちから、そのように教わったのである。
私が櫻井美佐子と名乗る自称統一教会平和大使から付きまといと嫌がらせを受けていた時、私と家族たちは非常に危険な状態にあったのである。
私が殺されかけて、辛うじて助かったことも、子供たちを韓国父の暴力から守るために脱出し、シェルターに隠れなければならなかった頃、櫻井美佐子は私の実名や住所、教会での所属その他を、教会の膨大なデータにアクセスして、割り出すと、その情報を使って脅迫や嫌がらせを行うようになっていた。
何度も、殺してやる、だの死んでしまえ、だの居所をDV夫に教える、だのどぎついメッセージを受けた。
前々回記事にしたRay Lorrnoke のヤフーブログのゲストブックのメッセージなどもそうである。
また別の掲示板などには実名や所属を書かれ、私と同じ所属の人物であるならば私が誰かわかる範囲で誹謗中傷を書かれたのである。
しかも危険が及ぶ可能性は私だけではなく、私の家族、子供たちにもあった。
akiと小隊長と名乗る者たちが、私の居所をつかみ、家族にも影響が及ぶということを仄めかしてきたのである。
私の子供たちは児相から養護施設に入ったが、職員さんたちが絶対に守ってくださった。
しかし私自身は、狂信者みたいな櫻井美佐子とその仲間の手が現実に及んでいるのを感じていた。
実際には一人の人物がネットで様々なハンドルネームを駆使し、いくつものサイトを立ち上げ、執拗に嫌がらせ記事を書いていたと思うのだが、仄めかしと付きまといは、現実のストーカーを相手にするよりも神経をすり減らした。
かいつまんで書いているが、私のあの時の苦しみを、わかってもらえるとは思えない。
殺されかけたDVのサバイバーとして、さらに得体のしれない者から攻撃を受けていたのである。
息子と一緒に施設にいた時も、いつも怯えていた。
顔を出して、外出することができなかった。
しかし相手はいつも絡んできた。
こちらの実生活の姿を知っている、こんなことしていただろう、こんな格好をしていただろう、とプライバシーを侵害され、仄めかしを受けていた。
当時ともに暮らしていた長男からすれば、
暴力父から逃げてきて温かい家庭も快適な家も失ったというのに母親はいつも見えない影に怯えている・・・
そして長男にも見知らむ男が付きまとうことまで起きたのである。
限界であった。
警察に相談したが、何にもならなかった。長男は一人で下の弟妹と離れて施設に引き取られていった。
私の精神状態が最も悪化したのがこの時である。
私をそのような状態まで追い込んだのが、櫻井美佐子を名乗る外郭団体のA氏である、と考えられたのは、ジャーナリストY氏のブログ記事に取り上げられたA氏の状況や身辺がその人物と一致するからである。
それまで長い道のりだったが、膨大な状況証拠と、私の手元に残されたわずかな証拠がそれを物語っていた。
一も二もなく、確かめなくてはならない。
リアルに櫻井美佐子の正体を確かめる道は、彼女とメル友だったという外郭団体A氏に会うしかなかったのである。
櫻井美佐子及び櫻井のネット上の支持者たちはまた、このA氏の書籍やサイトを持ち上げていた。
絶対に関係があるはずである。
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