今年「線虫の寄生によって引き起こされる感染症に対する新たな治療法に関する発見」により、ウィリアム・キャンベルと共に2015年ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村教授はいわゆる学者肌のがり勉タイプでは全然なくて、幼い頃は村のガキ大将、スポーツ万能の少年時代を経て、家族の愛に支えられながら地元の学校に通い、そこで様々な知己を得て今に導かれた学者さんなんだということが分かりました。
秋に私もTVで受賞が決まった時の大村教授が
「撮影用のかっこいい背広がないー」
とかぼやいておられるのを見てユニークな方だなあ
と画面の前で家人と共に受けまくっていたのですがw
自叙伝は大村教授の生まれ育った環境や家族なども紹介されていたのですが、生まれたばかりの赤ちゃんだったころの大村教授の写真がぐう可愛い・・・!
実はこの写真を見たときに、恐れ多くも私の長男の幼少時にそっくりなのを見て驚いてしまったのです。
まん丸で色白で、オデコが広くて、つぶらな丸い瞳に可愛らしい口元、甲府は冬は寒いのでしょうか、
「母の膝の上であくびをしている大村智(1937)」色白で冬の寒気にほっぺや耳や鼻の先を赤く染めている顔も息子にそっくりなのです。
そのようなわけで、お人形みたいに可愛い大村教授のこの写真だけでもこの本を二千百円+消費税出して買う価値はあるぞ!と思いました。